保育士の配置基準

保育所における保育士の配置は、国が定めた「児童福祉施設最低基準」で決められています。

 

保育士の配置基準

・0歳児・・・・・・・子ども3人/保育士1人
・1〜2歳児・・・子ども6人/保育士1人
・3歳児・・・・・・・子ども20人/保育士1人
・4〜5歳児・・・子ども30人/保育士1人

 

上記が国が定めた配置基準ですが、実際にこの通りに子どもを預かると実はけっこう大変です。
ですから実際の保育所では、配置基準の1.5倍〜2倍程度の保育士を配置しています。

 

認可保育所

国が定めた配置基準ではなく、市区町村の規定で定めた配置基準を設けている場合があります。

 

無許可保育園

無認可では、最低基準などの基準がないため、施設が独自の判断で保育士を配置しています。
配置基準よりも下回っている場合もあり、或いは上回っている場合もあります。
個性を出しやすいのが無認可保育所の特徴でもありますね。
子どもの安全を考慮すると、保育士の人数は重要な判断基準になりますが、実際には良い保育所とされるとところは倍率が高く、待機児童も多いなどの理由で入園することが難しくなっています。

 

しかし、今ある保育士の配置基準は改善させなければいけないとされており、緩和させようという動きがあります。
保育士1人が担当する子どもの人数を減らし、ゆとりのある保育にする必要があるという考え方です。
保育士を増やせば財政的な負担は大きくなり、各地域の財政状況は更に厳しくなりますが、保護者の要望も多く見直す方向で進んでいます。

 

実際にお仕事をしている保育士さんのお話し-『保育士の責任』

子育ては時代によって変化していますが、現代はとても閉鎖的な子育てになっていると感じます。
保育の現場にいると様々な親御さんを目にしますが、最近の傾向として、子育ての本質そのものよりも「他人に何か言われないように子育てをしたい」と考えている方が多いように感じます。

 

Aくんは、挨拶もできるしっかりした男の子です。
親御さんは両親ともに公務員で、きちんとした印象です。

 

ある夏の日、その日はとても暑くて園児たちも汗でびしょ濡れになっていました。
汗で汚れたTシャツを脱いで、汗ふきタオルで汗を拭き、みんなで着替えをしました。
ふと見ると、Aくんの背中に真っ赤に盛り上がった跡がありました。
見落とさなかったのは、ラッキーだったかもしれません。
Aくんに「これどうしたの?」と優しく触れると、逃げるように体をよじって「イテッ」と顔をしかめたのです。
Aくんは「なんでもない」と言って、隠すように着替えてしまいました。
私は園長に報告をし、園長の指示でAくんを園長室へ連れて行きました。
背中の赤く腫れた跡は、良く見ると手の一部の形にも見えました。
万が一、私たちの判断が間違っていた場合、親御さんを憤慨させてしまうでしょうし、傷つける恐れもあります。
しかしやはり知らぬふりをするというわけにはいかないので、園長に同席してもらい、Aくんのお母さんとお話しをすることになりました。
意外にも、お母さんはあっさり認めました。
Aくんのお父さんはDVがあり、お母さんもまた被害者だと言います。
Aくんのお母さんは涙ながらにお話ししてくださいました。

 

本来、夫婦や家族のことには口出しをしないことが原則となっていますが、このときばかりは園長がお父さんと離れて暮らすことを勧めました。
母子シェルターの資料を渡し、あとはAくんのお母さんの判断に任せるしかありませんが。

 

私たち保育士の責任は、とても曖昧なところでラインが引かれます。
しかし今回のことのようなことも、ある意味、保育士の責任でお話しを伺う必要があったと思います。

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